はじめに
私はかつて、体重が120kgまで増えた。それが2023年10月現在は80kgまでダイエットに成功し、現在も継続中!「目指せ高校時代の体、体重72kg!そしてマッチョと呼ばれる体」を合言葉に、様々なダイエット方を試しています。
この記事では私が100kgを超えていた時代に私の体と、生活に何が起こっていたことについて語って行きます。
※注意!あくまで私個人の体験談と感想であり、決して100kgを超える人全員に当てはまる話ではありません。
OVER THE 100kg
私が100kgを超えたのは2014年と思われます。「思われます」というのも、この頃全く体型のことは気にしておらず、体重計にも乗っていませんでした。当時の健康診断にて102kgを記録。(おそらくもっと前から100kgは超えていましたw)
「OVER THE 100kg」の世界に足を踏み入れていたといわけです。
この頃の私は
- 10分と立っていられない。
- 階段の上り下りで息が上がる。
- 大型ショッピングモールの往復は途中で休憩が必要。
- 突然走ると腰痛orふくらはぎの肉離れが起きる。
- 服は店舗販売のものはサイズが無い、試着しても無駄、ネットで買うようになる。
- ネットで買った大きめの服も、入らないことがあり、服を捨てることになる。
- とにかく暑いから薄着。
- 周囲の人のエアコン設定温度だと汗が止まらない
- とにかく写真に映りたくない
- 学生時代の知人に会いたくなくなる(どうせ「太ったね」と言われるのが嫌だから) などなど
ざっと上げるだけもこんな感じです。大きく分けると「体力」「おしゃれ」「対人関係」に影響が出ていました。
体力は無いに等しい。
私は元々、バスケットボールをしていました。体力には自信がありました。短距離の速さ、持久力、ジャンプ力などなど・・・その辺の人には負けないぞ!という自負がありました。
その自信と能力はすべて失われました。
足が痛くて立っていられません。気づけば座っています。
階段を登ると「はあはあ」言っています。決して駆け上がったわけではありません。
大型ショッピングモールを歩いていると、疲れと腰痛、膝痛に襲われ、途中で休憩が必要になりました。休憩無しに一往復出来ません。もちろん休憩場所はマクドナルドかミスタードーナツ。
当時、保育園生だった息子から「鬼ごっこがしたい」と言われ、本気で追いかけたら肉離れを起こし全治2週間。治ったと思い、また鬼ごっこをしたら今度はギックリ腰になりました。もう息子は私に「鬼ごっこしよう」とは言わなくなりました・・・
無意識にすべての行動が、体を動かさなくて良い方法を選んでいる。外で遊びたいという子どもに対して、夏は熱中症、冬は寒さを理由に外に行かないよう促す。ほんとは自分が動きたくないだけなのに・・・
エアコンの設定温度に関しては周囲に迷惑をかけていました。ゴールデンウィーク開けにはエアコンを入れたくてたまらない。すでに半袖。当時私と一緒に仕事をしていた人は真夏でも事務所でずっと長袖を着ていました。私にとっては快適な冷房の設定温度も、他の人にとっては北極設定でした。
反省した私は翌年から自分用小型扇風機を用意しました…
こんな感じです…今思い出しても悲しくなってきました。
おしゃれに興味がなくなる・・・いや!興味がないふりをする。
学生時代に見栄を張って買ったお高級ブランド服たち…一切は着ることが出来ない!「痩せたらまた着る」と言い聞かせ、タンスの中に数年眠っている。
店舗で服が買えなくなる。ユニクロのXLが入らなくなったのはかなりの痛手でした。お高級ブランドなどそもそも選択肢にありません。なぜならLサイズまでしかない。一番困ったのは「フリーサイズ」です。フリーなはずなのに入りません。
店舗で買おうと思ったら「大きいサイズの店」に行く必要がありましたが、金額はちょっとお高め、布が大きからですかね?
最終的にネットで服を通うようになりましたが、試着が出来ないので買っても無駄になることが多かったです。そして、「俺、おしゃれに興味ないから」と言いつつ、夜な夜な「デブ ファッション」と検索して、良い服を探す日々・・・
ちなみに、わたしがダイエットの過程で筋トレを始めたきっかけは友達から言われたこの言葉です。
筋肉は最強のおしゃれ着
みつおのマッチョで男前な友人の言葉
同じ、デニムに白シャツでも、ぽっちゃりとマッチョが着ると、マッチョの方がカッコいい!つまり、筋肉というシルエットができれば、おしゃれに見える!
積極的に人に会わなくなる。
そんなに友達は多い方ではないですが、人と関わることは好きな方でした。
しかし、同窓会や結婚式に行くと「太ったね」「おじさんになったね」など、体型に関することをほぼ100%言われていました。その時は気にしていないふりをしていましたが、内心嫌な気持ちになっていました。
大学の友だちは90kgの私を知っているので120kgの姿をみて「+30kg」のリアクションをしますが、高校の友だちは「72kg」の姿を知っているので「+48kg」のリアクションをされる・・・そう考えていた私は、高校の同窓会には参加しなくなりました。
当時は学会に所属しており、研究発表の機会をいくつかいただきましたが、「仕事が忙しい」と言い訳をし、参加しませんでした。本当は「人前に立ちたくない」と考えていました。
太っていても悪くない。しかし太っていた方が良いことはあまりない。
繰り返しになりますが、これまで述べてきたことは、私個人の体験談と感想であり、すべての人に当てはまるわけではありません。私の場合は幼少期から同級生と比べ太っており、体型に関するいじめを受けていたこともありました。そういったことが影響して「おしゃれ」「対人関係」の項目のようなことに表出したのだと想います。
「太っている」の定義は曖昧ですが、ここでは医学的に言われる体重、体脂肪率が自身の年齢の平均を上回っている人とします。そういった人の人格を否定することや、体型をネタに罵るようなことは決してあってはいけません。
72kgから120kgになり、そこから80kgまで目まぐるしく体型が変化した私の経験から考えることは
「太っていても悪くない、しかし太っていた方が良いことはあまりない」です。
体重が40kg近く減ったことにより体感出来ます。先程まで述べた苦労話はすべて解消されました。詳しい話は別記事にて記載します。
さあ、体型や体重で悩んでいる人、もしくは体重が増え始めている人、特に30代に差し掛かり、体型に変化が出た人達よ・・・
私と同じ体験をしなくて良いように、食事、運動、睡眠に気を使い始め、健康な体を手に入れましょう!!!
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