実は誤解だらけ!ダイエットの対する考え方
ダイエットと聞いて、あなたは何を思い浮かべますか?厳しい食事制限でしょうか?毎朝早朝ランニングでしょうか?いずれにしても、つらく厳しい方法であり、我慢の日々を想像することでしょう。
安心してください!あなたが想像しているようなつらく厳しい道ではありません。
かつて私もそうでしたが、ダイエットに関する数々の誤解がありましたが、そしてその誤解がゆえに間違ったダイエットを行い、失敗してきました。失敗を経て、ダイエットについて調べていくうちに、それらの誤解に気が付くことが出来ました。
私が実際に40㎏近くまでダイエットを行って気が付いた、「ダイエットに対する誤解」はこの4つ!!
①それは「ダイエット」ではなく「減量」という誤解
②食べてはいけないという誤解
③運動を頑張れば良いという誤解
④筋トレをすると足が太くなるという誤解
それぞれの項目について詳しく見ていきましょう!!
それは「ダイエット」ではなく「減量」という誤解
「減量」という言葉を聞いたことがあると思います。ボクサーやボディビルダーが行っている「減量」です。
今あなたが始めようとしているダイエットは、きっとこの「減量」に近いことをしようとしています。
減量とは、短期間に体重や体脂肪を減らすために行う行為。体重や体型を維持し続けることが目的ではなく、期間が終われば食事を元に戻し、それに伴って体重や体型も戻ります。
ボディビルダーの減量生活を調べてみると、数か月後の大会に向けて、徹底的に管理された食事、激しい筋トレや有酸素運動を計画的に行い、体脂肪と体重を落としていきます。大会に向けたプロの世界です。
そんな減量に我々素人がいきなり手を出すから失敗してしまうのです!
また、上記にもあるように、減量はあくまでも期間限定!期間が終われば体重、体形は元に戻ります。
期間限定だから辛く、厳しいことを行うことが出来ます。
私たちが行いたいダイエットは、一時的に体重が落ちても、リバウンドをしてしまっては意味がありません。
減量は「短く、一時的に、厳しく」ダイエットは「長く、継続、緩やかに」が合言葉になります。
今、あなたがやろうとしてることは、辛く厳しい「減量」ではないでしょうか?
食べてはいけないという誤解
ダイエットと聞くと、食事制限を思い浮かべると思います。そして食事制限は食べる量を減らさなければいけない、あれも食べちゃダメ、これも食べちゃだめ・・・っと考えていることでしょう。
しかし、そうじゃないんです!
食事制限と言っても、工夫すればたくさん食べることが出来ます。食事内容、つまり質を考えるとかなりの量を食べることが出来ます。そして空腹を感じることは少ないです。
例えば、マクドナルド!おいしいですよね!!私も好きです。マクドナルドのダブルチーズバーがセットとチキンナゲットをよく食べていました。おいしさだけでなく、これを数値で見てみると
- ダブルチーズバーガー 490kcal
- フライドポテトM 410kcal
- チキンナゲット 270kcal
- オレンジジュース 146kcal
- 合計 1316kcal
一日の摂取カロリーの目安は農林水産省のホームページに記載があります。
活動量の少ない成人女性の場合は、1400~2000kcal、男性は2200±200kcal程度が目安です。
農林水産省HPより抜粋 https://www.maff.go.jp/index.html
つまり、私が昔よく食べていたマクドナルドのセットは、1食分だけで活動量の少ない女性の1日の摂取カロリー目安をほぼ満たしてしまうことになります。今考えると恐ろしい・・・
食べるものを変えると、量は2倍は食べれるかもしれません。上記引用もあるように、女性は1400-2000kcal、男性は2000-2400kcalは摂取できるので、高カロリーなものを避けるとたくさん食べることが出来、空腹を我慢しなくてよくなります。
食べてもそう簡単には太らない
あなたは体重1㎏太るためにはどれだけ食べなければいけないかご存じですか?ここで言う「1㎏太る」とは体に「1㎏の脂肪が付く」と定義します。
我が国が誇る健康用品メーカー 株式会社タニタのホームページにはよると
(前略)脂肪1kgを消費するのに必要なエネルギー(カロリー)は、9kcal×1000g×80%=約7200kcal 程になります。 つまり、1カ月で1kgの脂肪を減らすために消費すべきエネルギーは、7200÷30=240kcalとなり1日あたり240kcalになります。
株式会社タニタHPより https://www.tanita.co.jp/health/detail/28
脂肪の増減には7200kcalが必要なことがわかります。先ほどのマクドナルドセットと比較すると、5食と半分食べると7200kcalを超え、1㎏太ることになります。
これは消費カロリーのことは考えていな理論値なので、正確ではありませんが、1回や2回食べ過ぎただけでは太りません。
この辺のカロリー収支に関してはべつの記事で詳しく取り扱います
ダイエットは運動を頑張れば良いという誤解
ダイエットと聞くと激しい運動を思い浮かべると思います。ランニングやウォーキング、筋トレなど、思い浮かべる運動は様々だと思います。特にランニングやウォーキングなどの有酸素運動を思い浮かべる人は多いのではないでしょうか?
しかし、実は有酸素運動は、ダイエットという観点から見ると、効率の悪い行動になります。ダイエットを目的とした運動は筋トレをオススメします。ランニングより運動に費やす時間は短く、かつ効果が出やすです。
もちろん、健康と言う観点から見れば、有酸素運動はとても良い行為になります。私も現在、週3回は朝ランニングを習慣としていますが、それはダイエットが主目的ではなく、健康と脳を鍛えるために行なっています。ここについては別記事でも解説します。
運動はダイエットにおいて消費エネルギーを増やすために必要な要素になりますが、消費としての割合は低いものになります。その運動でが辛くてダイエットを諦めてしまっては勿体無い!
筋トレをすると足が太くなるという誤解
私は知人から「どうやって痩せたの?」「何をしたら痩せるの?」とよく聞かれます。特に女性から聞かれることが多いです。
その質問に対して「運動はウォーキングをするよりスクワットが1番効率が良い」と話しをします。その理由はこちらの記事を見てください。
そういった話をするとほぼ100%「スクワットすると足が太くなるからしたくない」と言う返答が帰ってきます。あえて言おう、実際に始める前からその心配は不要!「足が太くなる」と思ったそこのあなたにもあえて言おう、あなたがスクワットをしても足が太くなることはない。スクワットをして足が太くなることを心配をするのは「サッカーの練習をしたJリーガーになる」ことを心配するのと同じことです。
筋トレをすることで体を大きくすることは生半可な努力では出来ません。まさにプロの世界だと思います。私は4年前から週3日はスクワットトレーニングを行なっています。自重でやることもあれば、市営ジムの機械で行うこともあります。4年やり続けても足は太くなりません。むしろ細くなっています。そして数年前はXLばかり購入していたユニクロのスマートアンクルパンツのサイズが最近Lサイズに変わり、大喜びしています。
色々調べて筋肉量をさらに増すためのトレーニングを行うことも考えていますが、現状のトレーニングではきっと太くはならないと思います。
重要なことは
以上、色々と話をしてきましたが、ダイエットをしたいけど出来ない!失敗した!と言う経験がある人はおそらく、上記したような誤解があり、ダイエットを行えない、または行なっても続かないのだと思います。
ダイエットに最も重要なことは
継続すること
ダイエットに対する誤解のほとんどが「辛い」「きつい」と考えること
正しい知識を身に着けると、案外自分にとって辛くない方法が見つかり、それを継続させ、その習慣を育てて大きくすることが出来ます。
合言葉は「いきなりキツいと続かない、小さく始める。そして続けて習慣を育てる」です!
さあ!ダイエットに対する誤解が解けたところで、みつお式ダイエットをやってみましょう!
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